投稿元記事: お世話になります 投稿者:宣伝 2004年10月03日(日) 18時45分07秒 底辺からの抵抗 〜野宿労働者支援GIG〜 A Benefit Show for the Homeless People 2004/10/30(土) @名古屋鶴舞 KD Japon ( http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/ ) 入場料: 1500yen 7:00 PM Open 7:30 PM Start Bands: THE HAPPENING(東京) OUT OF TOUCH PROLETARIART 無我(MUGA) ※当日毛布、洗濯済みの男性用衣類持参の方に、特製ピンバッジプレゼント! (洗濯済みの清潔なものに限ります。下着類は必要ありません。) 連絡先 highwindrecords@hotmail.com 野宿労働者の人権を守る会 ( http://www7.ocn.ne.jp/~nojuku/index.html ) KD Japon ( http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/ ) -------------------------------------------------------------------- みなさんの野宿労働者(いわゆる「ホームレス」)に対するイメージはどんなものでしょうか。 怠け者、汚い、邪魔、自由気まま、、、などのような、「負」のイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。 しかしそのイメージの多くは野宿者の本当の姿を知らない人々の偏見によるものに過ぎません。 現在、名古屋市内には1500名を超える野宿労働者がいると言われています。 彼・彼女らの多くは自ら進んで野宿の道を選んだのではなく、昨今の厳しい社会状況によるリストラなどによって失業し、野宿生活を余儀なくされているのです。 野宿者の多くは不安定で低収入ながらも仕事をしていますが、常に飢えや差別にあえぎ、 役所による追い出しや若者による襲撃などの危険にさらされています。 そのうえ、受けられる社会保障も乏しく、1年間で30名を超える人々が路上や搬送先の病院で亡くなっていくという、非常に厳しい環境の中を必死に生き抜こうとしています。 さて、「野宿者問題」とは野宿者個人の問題なのでしょうか? そうではないはずです。 この社会の矛盾が野宿者を生み出し、またそのことを当然のこととしてしまうこの社会自体に問題があるのではないでしょうか? いうなれば「野宿者問題」とは、野宿者を取り巻く環境こそが問題であり、 その社会構造に目を向け、変えていかない限り野宿労働者の問題を解決する術は無いと言えます。 彼・彼女らの中には、自身も野宿者という厳しい立場にありながらも 自分自身や仲間たちの生を取り返すための、夜まわり活動や越冬闘争などの、日々様々な取り組みに参加している人もいます。 また野宿者問題だけに止まらず、市内で行われた反戦デモや小牧でのイラク派兵反対行動でも彼・彼女たちの姿を見ることができました。 そのほかにも最近では6月に行ったサウンドデモでは、事前の準備から当日の食事、睡眠場所の確保と何から何まで彼らの力を借りました。 この歪んだ社会に対し抗う仲間の一人として、DIYハードコアパンクのコミュニティーの一員である僕たち私たちが彼・彼女らの置かれている状況を理解して連帯し、共に行動していくことが必要なのではないでしょうか。 In Solidarity! なお、当日ライブで生じたお金は、名古屋の野宿者支援団体「野宿労働者の人権を守る会」( http://www7.ocn.ne.jp/~nojuku/ )に寄付し、毛布の購入や活動資金に充てられます。 http://sound.jp/highwind/ |