| 投稿元記事： 大和朝廷 投稿者:ダイハード３ 2003年12月29日(月) 09時46分26秒 紀元前３００年頃、北九州、中国地方西部（今の下関付近）に、朝鮮人が侵入し、 その後、大和地方へ移動して大和朝廷を作ったことは、既にご存知のことと思いま す。一説では、大和朝廷は、北朝鮮人が作ったとされています。若狭湾から侵入 し、大和地方に至り、そこで、縄文人を搾取して富を蓄えたそうです。でも、それ で日本人がすべて朝鮮人になった訳ではなく、現代日本人の８０％以上は、非朝鮮 系です。 昨年放送された某公共放送の特別番組では、結論に重大な間違いがありました。 大和朝廷を作ったのが、あたかも中国人であるかのように放送されていました。根 拠として、弥生時代の遺跡で埋葬された頭骨が中国大陸を指しているというもので した。頭骨は、朝鮮半島南部を指していたにも拘わらず、そのまま行き過ぎて中国 まで行ってしまいました。そのままヨーロッパまで行くと思ってしまいました。 （笑。いや、失礼）古代、朝鮮人は、朝鮮半島付近の中国大陸にまで入り込んでい たと考えられています。また、縄文時代から、古墳時代にかけて、多数の中国人が 日本に入って来ています。当然、中国系の人達の作った集落もあったはずです。一 つか二つの集落を調べて中国系だから弥生人がすべて中国人だと決め付けるのは、 希望的観測の産物です。丁度、古代ハンブルク付近の遺跡を調べて、遺骨がドイツ 系だから、当時の人類はすべてドイツ人だったと結論付けるのと同じ位の間違いを 犯しています。もし、中国人が大和朝廷を作ったなら、日本語は中国語になってい た筈です。しかし、実際には朝鮮系の言語になっています。また、畿内地方の弥生 時代の遺跡から、弥生土器に混じって縄文土器が出て来たのは、朝廷軍が縄文人の 集落を襲撃した時の戦利品を土器に入れて持ち帰ったものと考えられていますが、 弥生人と縄文人が力を合わせて大和朝廷を作ったのではないかと結論付けていま す。当時は民主主義なんてものはなかったんですから、力のある者がそうでない者 を支配すると言う形態です。少数民族が多数民族を支配するためには、圧倒的な武 力を背景に、逆らう者は有無も言わさず許さない支配形態です。それが洋の東西を 問わず、歴史の語るところです。 |