投稿元記事: こんなかんじ 投稿者:7110 2004年01月26日(月) 01時12分34秒 今日はのんびりな休日。 同じ町にある母親の実家へ行って来た。ひとりで。 私にはおじいちゃんおばあちゃんがいない。 きっと、おじいちゃんおばあちゃんに対する感情が、 人より乏しい気がする。 友達がおじいちゃんおばあちゃんの話をしてくれても うまく言葉が返せてるか不安になる。 くやしい。 「草餅搗いたっけ、取りに来いて〜。」って電話が来た。 母親の実家は伯父と伯母の二人暮らし。 数日前からケンカしているらしく、 二人の会話は刺々しい。 でも、私には優しい。 母の実家には茶の間に囲炉裏がある。 今はガスストーブが置いてあって、火を熾してはいない。 天井が高い。柱が太い。 ガスストーブの上に金網を置いて、 昨日搗いて、半分乾燥している草餅を焼いてくれた。 私ひとりでは、食べきれないくらい。 地元の宅配の牛乳を飲まされる。 膨らんだやつから砂糖しょうゆで食べる。 おいしい。お茶まで出てきた。 伯母は奥へ引っ込んで伯父の愚痴や近所の人の話をする。 菓子器にある黒糖キャラメルを勝手に食べる。 すっごく幸せ。 きっと、こんなかんじなんだろね。 おじいちゃん、おばあちゃんって。 きっと。 そこにいるだけで、温かくなる。 伯父と伯母には子供が二人いる。 それぞれに家庭を持って、県外で生活している。 いっつも思うのは、 「子供が二人もいるのに、なんでどっちかでも一緒に暮らさないんだろ?」って。 ちっちゃい頃から私の家は、伯父伯母を「おじさん、おばさん」と呼ばない。 呼び方があって。 これからもこのままいこうって思う。 もっと頻繁に会いに行こう。 変わっていくモノが多いけど、 こういうのは絶対、変わらない。 変えたくないなあって思う。 こういう感覚も、こういう空気も、空間もさ。 今日も素晴らしい休日でした。 ありがとう。 |