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投稿元記事:
生まれ変わることはできないよ だけど 投稿者:管理人@みのる
 2016年04月16日(土) 01時08分58秒
  変わってはいけるから〜♪と思わず口ずさみたくなるような。
  そんな素敵な回だったなぁ、とほっこりしつつ。
  以下、第4話(2)の感想なのです♪
  
  賑やかな宴にすっかり夢見心地の彩葉。
  酔い覚ましに外の空気を吸って無意識に「でりしゃす」と呟くところが。
  恐るべし草摩パワーと云うところでしょうか。(笑)
  当初は暗かった彩葉が頬を染めて睦生にお礼を云うシーンは昔の透を彷彿させます。
  対する睦生の言葉が……泣ける。
  
  「嬉しい。俺の自慢で、大切で大好きな人達だから。そう言ってもらえると嬉しい。本当に」
  
  これね。もう、作者と読者の気持ちを全て代弁してくれてると思うんです。
  倖せになってくれてありがとうって。
  ギュッと抱き締めたくなるような、そんなあったかさ。
  見返り天使、もとい王子の美しさに惚れ直した方も多いんだろうなぁ。(しみじみ)
  
  (今日が楽しくて)
  
  と微笑む彩葉は最高に可愛い。
  回が進むにつれて、どんどん豊かな表情になってくれて私も嬉しい。
  主人公ですからね。
  喩え最後は救われると解ってはいても、辛い表情ばかりでは切ないですから。
  大丈夫。明日もきっと楽しいよ。と思わず背中を押してあげたくなっちゃいます。
  ところで、無駄に面倒見がいいばかり(?)に。
  「王子@睦生」と「パパ@はじめ」の名が此処で定着しちゃいましたね〜
  よっ、ナイス命名!
  
  やさしくってあったかい草摩家の人たち。
  それは生まれ持った個性なのか、それとも育った家庭で決まるのか。
  今日も帰ってこない母親に落胆しながら自問自答する彩葉。
  優しくて温かな世界はもっと遠いトコロにあるのだろうか。
  と、またもや闇に飲まれかける彩葉のこの描写が、本当に上手いなぁ。
  それでも気を取り直して、明日が楽しみなのは初めてだと。
  一歩踏み出そうとする彩葉ですが、翌日に知恵熱出して学校休んじゃうあたりが。
  何だかお約束過ぎて笑っちゃいました。
  
  そして満を持して志岐の登場です!!中学生でみんなより少し年下。
  今回は短いセリフと顔のみですが、誰が如何見たって紫呉と慊人の子でしょ!
  名前からして、紫呉の「し」と慊人の「き」を一文字ずつ取ってますし。
  外見は慊人、中身は紫呉といったところでしょうか。
  宴に誘った睦生のメールを華麗にスルーして。
  来てほしかったよ、と残念がる睦生の電話に「必要性を感じなかったので」と途中切り。
  やー流石、紫呉と慊人の子。期待を裏切りません。(笑)
  慊人の性別がアレだったこともあり、志岐も性別の判断が難しいところですが。
  個人的には男の子が良いなぁ、と。
  既に私の妄想の中では、帛と志岐の掛け合いが始まっていたりするんですが余談はさておき。
  「年下」ということもあってか、はたまた「当主」という特殊な立場にいるからなのか。
  一風変わったクールな志岐は、みんなから愛されて育ったようですね。
  
  「俺が来てほしかったんだよ君に。志岐」
  と優しく電話口で語りかける睦生に対して。
  「あいつだってもう中学生だ。少し見守っといてやれ」
  とパパ的な包容力を感じさせるはじめ。そして
  「大丈夫だよ、睦生君。あの子は聡い子だら、睦生君が言わんとしている事はちゃんと理解しているよ。
  ただ、理解している事と、実際に行動する事は別の話なだけだ。
  シンプルな話を小難しくするのが常だからね。我々人間は。厄介なことだね」
  と保護者的な意見を述べる帛。嗚呼、はーさんを見ているようだ。(感涙)
  とと、途中から私情がだだ漏れになりましたが。
  志岐はちゃんとみんなから理解され、尊重される存在だと云うことが今回、明らかになりました。
  
  区切り良く終わったこともあってか次回の更新日は明記されませんでしたが。
  アナザーが今夏コミックス化されることが決定しましたのでっ。
  描き下ろし漫画を楽しみに、次回第4.5話の幕間劇を待ちたいと思います☆


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